今回は私の子供のころから続いている魔夜峰央氏の描く代表的長編ギャグ漫画「パタリロ!」から、主要キャラクターバンコランの名言・名シーンをまとめてみたよ。
パタリロ!で準主役級のキャラクターであるジャック・バルバロッサ・バンコラン(通称バンコラン)は何だかすごいんです!
バンコランの何がすごいのか
ジャック・バルバロッサ・バンコランとは何者なのか?
バンコランの容姿は
まずバンコランの何がすごいって、長身で長い黒髪&天然のアイシャドーですね。(天然のアイシャドーって何?)
そうそう、こうやってシガーをくゆらせて・・って
こちらはパタコランでした。
バンコランはこちら、
長髪にアイシャドー&シガー
後期になると出番が減ってはくるもののパタリロといえば、バンコラン(そしてマライヒ、タマネギ)は外せないキャラクターで、どのキャラクターにも劣らない実目麗しい容姿はもちろんですが、経歴もすば抜けている。
バンコランの経歴は
あらゆる武器・格闘技のエキスパートで愛用の銃はワルサーPPK
(ワルサーPPK:ドイツのカール・ワルサー社が開発した小型セミオートマチック拳銃である。警察用拳銃として開発されたワルサーPP(Polizei Pistole)を私服刑事向けに小型化したものだそう)
ワルサーPPK
普段から微量の毒薬を服用し体を慣らしており、薬物全般に強い抵抗力をもっているイギリス情報局秘密情報部(MI6)所属の凄腕エージェントなのだ!
そして、バンコラン家は軍人を多く出してきた家系である。(ちなみにバンコランの階級も少佐である)美少年キラーと呼ばれるほどの同性愛者でもある(こちらも家系)焼きもちやきのマライヒと恋人同士(後に子供に恵まれる?!)パタリロの病弱な母親エトランジュ王妃が恋心を持つ・・・などが伏線にある。
こんなガチガチでハードボイルド?なバンコランなんですが
ことパタリロが絡むと完全におちょくられている!ように見えるのですが、
バンコランの幼少~少年期を知ることができるストーリーでは、バンコランはなんとなくパタリロと似ていたのではないか?と思わせる描写がありました。
17~20巻にてバンコランの少年時代のお話が出てきます。
その後、因縁ある、血を分けた叔父のキーン・バンコラン(やはり長髪&天然アイシャドー!これはバンコラン家の遺伝的要素?)を相手に命がけの戦いがくりひろげられているのだが、とてもシリアスでクールな戦闘シーンでありながらそこは、パタリロならではの世界観ギャグの要素がふんだんに盛り込まれており重くないんだか、軽いんだか・・
キーン・バンコランは世界中から腕利きの殺し屋を集めて
バンコランを迎え撃つ・・この腕利きの殺し屋がまた笑える(是非、読んでほしい!)
バンコランの名言・名シーン
さて、シリアスなシーンにパタリロが入り込んで
煙に巻かれる思いをしながらもバンコランとキーンは対峙するのだが
またもやパタリロと地震に味方?邪魔?をされ
キーンを追い詰めたバンコランがクライマックスでの名セリフがこちら
「あなたはわたしに命を助けられたんだ!
世の中であなたを最も憎んでいるこのわたしにな!
心底自分を憎んでいる相手に助けられて
なお 生きのびねばならん!
あなたもバンコラン家の男だ
これ以上の屈辱はあるまい!」
どんだけプライド高い一族やねん!
しかし、かっこよすぎる!
良く知る敵に情けをかける
強烈なバンコランの名言・名シーンでした。
パタリロも全巻楽々スマホやPCで楽しめるコミックシーモアはこちら!
こちらもバンコランとパタリロの2人の関係が良く分かるなんだか良い感じの名セリフでっせ。
パタリロ「とゆーわけで 相談にきたんだが」
バンコラン「なぜ わたしの所へ」
パタリロ「他に友達がいないから」
バンコラン「友だち?誰が?誰の?」
何か2人のどうしょうもない腐れ縁的な感じが出ている名言・名シーンでした。
まとめ
漫画 「パタリロ!」で切っても切れないパタリロとバンコラン。
二人の掛け合いが結構面白いのだが、
マライヒとの間に子供ができてから妙に達観してしまい
なんとなく出番が減って・・寂しい限りなんだな。